源平の戦は遙か瀬戸は春急なことで故郷へ。
二分咲きの、堀の内の桜に迎えられた。
伊予の言葉はほんとうに優しい。
子供を叱っても、あたたかい。
言葉と笑顔の穏かさに触れて嬉しかった。
ホテルのフロントの女の子達も、タクシーのドライバーさんも、
和食の店のママさんも…
いろんな職業の方と出会い、
花冷えの二日だったのに、春風に包まれているようだった。
・・・・・・・
帰りはひとり。
堀の内の桜は五分咲きで、揺れる糸柳と送ってくれた。
瀬戸内海は明るく青く、島々はくっきりと、あるいは遠く霞んでいた。

- 2010/03/28(日) 16:58:45|
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春愁をつつむ縮緬小風呂敷載せるために写した風呂敷は、母方の祖母のものだった。
まだ少女とは名ばかりの年令のわたしに選んでもらった形見分け。
その時にその意味も知ったのだと思う。
お祝の品を包むのに、結婚してからずっと使うようにしていた風呂敷。
先日の句会の句を作る時にも、もしかしたらこの風呂敷をイメージしていたのかもしれない。
- 2010/03/19(金) 22:47:35|
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春昼や秒針赤き花時計50年前に作られたとは、写した翌日に知ったのです。
私が岡崎へ来た時には、ここだけが華やいだ一角だったと思い出しています。
この日は花時計の近くに、桜の若木を3本植える行事に参加しました。
- 2010/03/18(木) 23:44:01|
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花ことば探してごらんミモザは黄いつ見ても緑の葉っぱだけだったのに、
三月になったら、ミモザは優しい黄色の花でいっぱいになっていた。
少し強い風に揺れてもなんとなく優雅。
殺風景な建物がステキに見えたりして…
- 2010/03/08(月) 22:37:37|
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三月菜くり返し観し「ミス・ポター」レンタルビデオの店へ時々行っていたのは、相当に前のこと。
それなのに、昨夜は誘われて入ったレンタル・DVDの店でわたしだけが二つの映画を見つけて借りた。
「ミス・ポター」と「ココ・シャネル」
たぶん退屈かもしれないからと先に観た
「ミス・ポター」は Peter Rabbit が好きだから借りた物。
ところがところが、虜になってしまうような作品で!
なんと今日の昼間にもまた映していた。
観続けたわけではないけれど、素敵だった場面はしっかりと。
二度目にはミス・ポターの部屋に、オルガンがあったことにも気が付いた。
こんなに感動する映画には、久しく出会っていなかった。
ラストに流れた
主題歌も優しいワルツで、こころに沁みた。


- 2010/03/06(土) 23:18:02|
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